大阪のリウマチ治療・人工股関節置換術は大阪リハビリテーション病院まで

大阪府のリハビリテーション施設は阪南市の大阪リハビリテーション病院

大阪リハビリテーション病院

リハビリスタッフブログ

グループと複数担当

グループ

 

  リハビリテーション療法部では、感染予防や新人指導、業務・患者管理を目的に、グループをつくっています。一般病棟や回復期病棟の患者を担当する入院グループと、訪問リハやデイケアに従事する在宅グループに分かれています。

各グループ内で異なる経験年数の療法士を配置させ、多数の療法士が在籍する理学療法科では1グループ58人としています。休日も含めた365日体制でリハを提供しているため、出勤は交替勤務で、グループ内で休みを調整します。同じグループ内で患者を担当したり、代診を務めたりすることが多いため、新人療法士にとって指導を受けやすい体制です。

【グループ例】

 

複数担当

 
 当院の一般病棟と回復期リハビリテーション病棟では、複数の療法士が担当し、ひとりだけで担当することはありません。

脳血管疾患の患者で、理学療法・作業療法・言語聴覚療法が処方された場合であっても、各療法士1名ずつの3名担当に限らず、障害の程度や自宅復帰に向けた目標に合わせて、より重点的に治療する療法にて複数担当とすることがあります。例えば、下肢の運動麻痺が主な問題で、自宅復帰に歩行の自立が重要課題となる場合、理学療法士が2人で担当することもあります。

整形疾患患者も同様に、上肢の障害が主問題で、家事動作の自立が求められる場合、作業療法士が2人で担当することもあります。

担当療法士の数は、リハビリの回数に準じることが多く、理学療法を1日に3回提供する場合、3人の理学療法士が担当します。経験年数が様々な担当者がいることで、ひとりでは気づけない問題や治療方法を共有することができます。
 新人の間は、総合リハ実施計画書や情報提供書などの文書作成業務も、先輩療法士と一緒に担当する中で指導を受けることができます。他にも、カンファレンスや家屋訪問などの予定が調整しやすくなることや、担当療法士が急に休みとなった場合でも、他の担当療法士で補えることができます。


【複数担当例】

投稿者 医療法人社団 交詢医会 大阪リハビリテーション病院 (2021年09月08日 12:24)